フランス語の本、Le poids des secrets (秘密の重み – 五部作)
5部作の中の第1部Tsubakiを読みました。
このシリーズは島崎さんの第1作目の小説です。
初めて手にしたのは
フランス語の語学学校の図書館でした。
仏語の本を読むという授業で
好きな本を選び読書する時間でした。
当時はまだ仏語初心者で読める本が限られていました。
児童書や絵本くらいのレベルでしたが
そういう本に興味がなくてどうしようかと思っていた時
見つけたのがこの本でした。
少し読んでみると引き込まれていきました。
でもわからない単語なども多く
初級レベルだと少し難しく感じました。
その後中級から上級レベルになってから
再度読み直したりして
やっぱり好きな小説だなと思いました。
なので今回は3度目。
忘れてたことや理解できてなかったことなどもあり
新鮮な気持ちで読みました。
戦時中の話や思ってもいなかった事実が明かされ
続きが気になるお話でした。
Tsubaki のあらすじ
戦時中、長崎に原爆が落とされる頃とその何十年後の話。母Yukikoの死から始まります。母が残した手紙で戦時中何があったのか、腹違いの母の兄Yukioの存在、戦争について語りたがらなかった母が話し始めた理由や祖父母の話が明かされていきます。
Le poids des secrets (秘密の重み – 五部作) Aki Shimazaki 著
1999年 Tsubaki (椿)
2000年 Hamaguri (蛤)
2001年 Tsubame (燕)
2003年 Wasurenagusa (忘れな草)
2004年 Hotaru (蛍)
シリーズ Le poids des secrets (秘密の重み – 五部作)
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