カナダの投資口座にはどんな種類がある?
カナダで投資を始めようとした時
「TFSA」「RRSP」「FHSA」「RESP」など
意味がわからず後回しにする人も多いですよね。
私もそうでした…。
節税対策になるので
知らなきゃ損!
それぞれの違いを調べたので簡単に説明します。
ざっくり言うと、
- TFSA:日本のNISAのような「非課税」口座
- RRSP:日本のiDeCoのような「節税」口座
- FHSA:マイホーム購入のための「節税」口座
- RESP:教育資金を貯めるための補助金つき口座
これらを理解しておくと、
「どの口座を優先すべきか?」がわかりやすくなります。
TFSAとは?日本のNISAと似ている“自由度MAXの非課税口座”
TFSA(Tax-Free Savings Account)は、
投資で得た利益や配当が一切課税されない口座。
💡たとえば…
ETFや株を買って10万円の利益が出ても、税金はゼロです。
また、引き出しも自由で、いつでも現金化できます。
学生・ワーホリ・永住者問わず、最初に開くべき口座です。
📍 日本でいうNISAに近い仕組みですが、
TFSAは非課税枠が毎年増え続けるという大きなメリットがあります。
使わなかった非課税枠は翌年以降に繰り越し可能。
👉 初心者はまずTFSAで、Questradeなどを使ってETF投資を始めるのがおすすめ。
RRSPとは?日本のiDeCoのような“節税しながら投資できる口座”
**RRSP(Registered Retirement Savings Plan)**は、
老後資金のための積立投資口座。
最大のメリットは 税金が下がること。
例:年収60,000ドルでRRSPに10,000ドル入れる
→ 課税所得が50,000ドル扱いになり、数百〜1,000ドル以上節税できることも。
ただし収入によって限度額が違います。
限度枠を超えて入金してしまうとペナルティがあるので要注意。
📍 RRSPは日本のiDeCoに似ています。
日本のiDeCoに非常に近い仕組みですが、
カナダのRRSPは「住宅購入(HBP)」など、引き出しの柔軟性もあります。
✔ 長期で住む予定
✔ 所得が上がってきた
✔ 節税したい
こんな人にぴったりです。
長期的に住む予定がある人、または高所得者にはRRSPが特におすすめ。
私がはじめに投資用口座をTDで開設したのはRRSP。
節税になるのでRRSP枠はできるだけ上限まで入金した方が
インカムタックスリターンの時の返金が期待できるからおすすめ。
RRSPやFHSAの上限まで入金しても
貯金があるならTFSAに入金すると⭕️

RRSPでペナルティにならないように
TFSAやRRSPの限度額を確認する方法
詳しい記事は下記↓
👉 RRSP/HBP・FHSA・TFSAを徹底比較
FHSAとは?カナダ版「初めての家購入」専用の投資口座
**FHSA(First Home Savings Account)**は、
初めて家を買う人向けの新しい非課税口座です(2023年開始)。
・年間$8,000、最大$40,000まで積立可能
・RRSPのように所得控除あり
・家購入時に引き出せば非課税
という最強の仕組みです。
🏠 近い将来マイホームを買いたい方には非常におすすめ

私はFHSAで投資を自己管理したくてQuestradeの口座開設したよ
詳しくは下記に書いたよ↓
👉 カナダで家を買う人必見!頭金に使える口座について
RESPとは?お子さんの教育資金を貯めるための補助金つき口座
RESP(Registered Education Savings Plan)は、
お子さんの大学・専門学校の学費を貯めるための投資口座。
最大の魅力は、CESGやCLBなど給付金がもらえること。
教育費を投資で育てられるうえ
政府が資金を上乗せしてくれる…
これは非常にお得な制度ですね。
4つの口座の違いを表で比較
| 項目 | TFSA | RRSP | FHSA | RESP |
|---|---|---|---|---|
| 税金 | 利益が非課税 | 控除・引出課税 | 控除+住宅購入時非課税 | 利益は非課税、政府補助あり |
| 引き出し | いつでもOK | 原則60歳以降 | 家購入時のみ | 教育目的時のみ |
| 日本で言うと | NISA | iDeCo | 住宅財形+iDeCo | 児童手当+学資保険の投資版 |
| 向いている人 | 全員 | 永住予定・節税 | 家を買う予定 | 子育て世代 |
どの口座から始めるべき?【カナダ在住者の実例】
私がカナダに移民して
最初に開いたのはRRSPとTFSAでした。
節税目的でRRSPで投資開始
残りの貯金はTFSAで投資。
当初はTDで年縛りのGICsに投資
自由に引き出せないのがいやで
全アカウントをQuestradeに移行しました。
利益や配当がTDの時よりいいので
もっと早くQuestradeに移行すればよかったと後悔。

移民ならRRSPから初めてTFSA
家を購入するならRRSPとFHSAは必須
ワーホリやワークビザなど短期滞在の場合はTFSAで投資するのがいいかも。
Questradeなら4口座まとめて投資できる
Questradeは、
TFSA・RRSP・FHSA・RESPのすべてに対応した数少ない投資プラットフォームです。
- ETF購入手数料が無料
- 最低投資額なし
- アカウント管理が一つでラク
という理由で、日本人ユーザーにも人気があります。

TFSAの開設手順:
👉 Questradeの始め方と$50特典をもらう方法
よくある質問(FAQ)
Q1:TFSAは日本に帰るとどうなりますか?
→ 非居住者になると拠出できませんが、口座自体は維持できます。
Q2:RRSPの引き出しはいつできますか?
→ 原則は引退後。ただしHBP(住宅購入プラン)を使えば一部引き出し可能。
Q3:FHSAとRRSPを同時に開けますか?
→ はい。むしろ組み合わせることで節税と非課税の両方を活かせます。
まとめ|まずはTFSAからでOK
カナダの投資口座は
TFSA・RRSP・FHSA・RESPの4つを理解すれば完璧。
最初の一歩はRRSPとTFSA。
その次にあなたの目的に合わせて口座を増やしていけば大丈夫。

何に投資したらいいかわからない?
👉 QuestradeのETF投資|初心者向けおすすめ比較



