カナダ人とのルームシェアは、とても有意義で楽しいものでした。
トータル5年くらいルームシェアしていました。
ルームシェアは、語学力向上、
カナダ人との交流、家賃が安いなどの利点があります。
ルームメイトが、パーティに誘ってくれたり、
イベントやレストランに一緒に行けたりして楽しかったです。
いい事づくめのルームシェア、とってもおすすめです。
ただし、当たり外れもあるので、気をつけたいところです。
今回は、バンクーバーから移動して、
モントリオールでルームシェアした時の体験談を書きたいと思います。
バンクーバーから大移動で気をつけたことは?
バンクーバーからモントリオールに移動するとき、
最初に探したのは語学学校でした。
バンクーバーにいる間に、
モントリオールの語学学校と契約しました。
空港のお迎えが含まれ、
寮のような滞在先も紹介してもらいました。
学生寮は鍵付きの個室でしたが、
冷蔵庫やキッチン、シャワーなどは共有。
日本人が数名と外国人が数名暮らしていました。
来たばかりだったので、日本人の方達に、
モントリオールの情報や電車の乗り方、
観光に一緒に連れて行ってもらいました。
とても助かったことを覚えています。
ただ、冷蔵庫のルームメイトの食材を勝手に食べてしまう外国人がいた事と
個室がベースメント(半地下)で日当たりも悪く住み心地がよくなかったので、
4週間の契約でしたが、3週間で引っ越ししました。
引っ越し先の部屋は、
地元のフリーニュースペーパーのクラシファイドで探しました。
いくつか候補をあげて、部屋の見学に行きました。
部屋の見学は、一人では危ないので、
語学学校で同じクラスだった友達に一緒に行ってもらいました。
住む条件にあまりこだわりがなかったので、
一人暮らしの場合、日本人の友達と暮らす場合、
ローカルとシェアする場合を考えて部屋をいくつか見学しました。
その一つ、4人でルームシャアする広い家が海外って感じがして気に入り、
カタコトの英語で、住みたいと伝えました。
でも1年も住まずに引っ越しちゃうなら、難しいと言われ、
1年以上住みます!って答えて、許可してもらえました。
当時からワーホリが終わっても、
滞在延長しようとなんとなく考えていましたが、
この時に、1年以上住むと決めました。
ルームシェアはメリット豊富
1、語学の勉強になる
私がシェアしたアパートには、3人のケベック人が住んでいました。
ルームメイトたちの会話は仏語ですが、
みんなバイリンガルで、私には英語で話してくれました。
毎日英語が話せる環境は勉強になります。
その中の一人N君は、母国語は仏語、
でも友達がみんな英語圏のケベック人でした。
友達とのパーティとか外食とか、よく仲間に入れてもらいました。
英語力4ヶ月の外国人を仲間に入れてくれて、本当に感謝しています。
2、家賃が安い
個室も広めで、2部屋分のリビング、
冷蔵庫が二つあるキッチンがある大きなアパートでした。
当時の家賃はネットや電気代込みで$ 400くらいでした。
鍵がついていないし、ドアがぴったり閉まらないのは難でしたが、
ラッキーなことに、ルームメイトはいい人たちだったので、
特に危険を感じたり、盗まれたりとかもなく、快適に過ごせました。
3、パーティに参加できる
ルームメイトが、友達のパーティによく連れて行ってくれました。
当時憧れていたローカル開催のパーティに参加できるのはとても嬉しかったです。
海外生活の最初の頃は、パーティが憧れですよね。
ワーホリ中に、ハロウィンパーティをルームメイトと開催しました。
100人くらい集まりました。
お酒は持参でもいいし、
前もって樽ビールやラムなどのお酒を買っておいたので、
それを安く販売していました。
バーテンダーのように、お酒作って販売するのはとても楽しかったです。
そんなに話さなくていいし、でもいつも誰かが買いに来てくれるので、
一人になることもなくて。
ちなみにラムアンドコークが一番人気でした。
お酒の分量を適当にしていたので、赤字だったみたい。汗
ずっとバーテンダーをしていたので、
私の分はお酒が無料でした。
飲みすぎて二日酔いになりました。
あんなに大きなイベント開催に参加できたのは、奇跡です。
とてもいい体験ができました。
4、ローカルの友達ができる
一緒に暮らすと、色々な話ができるようになります。
わからないことを教えてもらったり、
文化の違いを話したり。
5、ルームメイトと恋に落ちる人も多い
ローカルのルームメイトってかっこよく見えるし、
毎日一緒にいると楽しくて、恋に落ちる人も多いです。
それで、結婚したり、
スポンサーになってもらって永住権を取得した人も何人もいます。
生活を共にすると、どんな暮らしをしてるのか、
どんな人なのかわかるからいいですよね。
ちなみに私は、ルームメイトと付き合ったりしませんでした。
ルームメイトにも当たり外れあり
最終的に3年ちょっと、このアパートでシェア生活していました。
その間、数人ルームメイトが変わりました。
その中で、一人だけ、荷物も置いたまま、
家賃も払わず帰って来なくなった人がいました。
彼は引っ越してきてから4ヶ月で帰って来なくなりました。
いつも使っている食器がないのに気がついたルームメイトのJちゃんが、
彼の部屋に入って探してみようと言いました。
彼の部屋は悪い気が立ち込めているような、
ちょっと怖い部屋でした。
恐る恐る部屋に入ると、
部屋には、食器類が使ったままゴミのように溜め込んでありました。
食器を使い捨てのようにしていたみたい。
私の食器は捨てられたみたいで、見つかりませんでした。
Jちゃんのお気に入りのコーヒーカップは、ゴミ山から見つけ回収。
私はその後すぐに引っ越してしまったのですが、
ルームメイトからその後を教えてもらいました。
夜逃げ?してしまった彼の母親に連絡し、
勤務先を教えてもらったそうです。
モントリオールのとある食材店で働いていました。
店に行ったけど、家賃は払ってもらえなかったみたい。
きっと払ってもらえないまま、
ルームメイトたちがカバーしなければいけなかったのかも。
こういう事があると、ルームシェアに不安もありますよね。
引っ越す時に引き継いでくれる人を探すのは誰?
引っ越しするときに、
自分の部屋を引き継いで住んでくれる人を探します。
引っ越す人が探す場合と、
残されるルームメイトが探す場合があります。
私が引っ越した時は、自分で募集しました。
でも、この夜逃げ?したルームメイトを選んだのは
私を含む残されたルームメイトでした。
彼は、明るくてフレンドリーな方で、
楽しそうだしいいんじゃないかとJちゃんと決めたのです。
もう一人の落ち着いている人の方を選べばよかったねと
後悔してたことを思い出しました。
一緒に住んでみないとわからないですよね。
いつもは、ルームメイトが友達に募集をかけ、
住みたいと言った友達が開いた部屋に引っ越してきていました。
友達の友達だと安心です。
ルームメイト選びって難しいこともあるんだなと知りました。
ルームシェアした時の支払い方法
ルームシェアは、代表者がお金を集めて大家さんに支払う場合と
個々で支払う場合があります。
このアパートでは、個々で払っていたので、
大家さんにチェックを1年分まとめて渡していました。
チェックを1年分渡すのは不安ですが、よかったことが一つ。
3年住んでいましたが、一度だけ引き落とされない月がありました。
大家さんが忘れたのか、銀行の手続きに間違いがあったのかわかりませんが、
気づいた時は嬉しくなりました。ラッキー。
私が引っ越した時は、引き継ぐ人と一緒に大家さんに挨拶に行き、
渡していた分のチェックを返してもらいました。
まとめ
ルームシェアは、楽しいことがたくさんあります。
ローカルと暮らすと、パーティや友達との集まりに誘ってもらえたり。
毎日英語で会話していたので、英語力も向上します。
英語もあまり話せない外国人の私に、あんなに親切にしてくれて、
根気よく話を聞いてくれたルームメイトには感謝しかありません。
それから、一人暮らしに比べると家賃も光熱費も安く済みます。
いいことが多いルームシェア。
一度体験してみることをおすすめします。