村上春樹さんの短編小説
L’étrange bibliothèque
日本語タイトル「不思議な図書館」・「図書館奇譚(きたん)」
を読みました。
不思議な図書館は絵本のようで
図書館奇譚は短編小説だそうです。
多分、不思議な図書館を仏語に翻訳したものかなと思います。
図書館って不思議な世界ですよね。
この小説の図書館は
本の世界の奥の奥に行ったような感覚になります。
隔離されてから本を読むよう言われた主人公。
読み終わっても解放されるのではなく
頭蓋骨をのこぎりで切って
脳みそを吸われると言われます。
そんな環境と状況で読書するのは厳しいですよね。
どうやったらエスケープできるのでしょう…。
L’étrange bibliothèqueのあらすじ
いつもの図書館に行き、本を探していると告げると地下室に行くように言われました。そこには老人がいて、オスマン・トルコ帝国の収税政策の本を探していると伝えると、分厚くて古い3冊の本を探し出してくれました。貸し出し禁止の本なので別の部屋で読むように言われます。案内された部屋には羊男がいて、読み終わるまで閉じ込められてしまいます。