ジャパンハートは学んでから国際ボランティアに参加したい方におすすめ
海外協力隊や国境なき医師団に参加するには、参加条件が満たさない方や、
英語や海外医療に自信がない方におすすめの国際ボランティアです。
「医療の届かないところに医療を届ける」活動をしているのがジャパンハートです。
主な活動先はミャンマー、カンボジア、ラオスですが、
日本の僻地や離島にも看護師を派遣しています。
短期ボランティアと長期研修プログラムがあります。
参加条件はありますが、一番簡単に国際看護師として参加できる方法です。
英語のレベルが低くても参加できます。
ただし参加費がかかります。
それぞれ詳しくみていきましょう。
ジャパンハートの国際医療短期ボランティアについて
短期間で参加できる医療ボランティアなので、
長期参加が難しい人や途上国の医療を体験してみたいという方に向いています。
また、いつか海外協力隊に参加してみたいと思っているけど、
途上国での暮らしに不安がある人におすすめの医療ボランティアだと思います。
活動はジャパンハートが運営・提携する病院で、
巡回診療介助、病棟看護ケア介助、オペ室の直接/間接介助などを行います。
2−10日間の短期ボランティアで、随時募集されているので、
気になる方はスケジュールをサイトで確認してみてください。
ただし、2022年8月現在はカンボジアのみ募集しています。
ジャパンハート短期ボランティア参加費用(合計20−35万円)
- 現地医療活動費(75000円ー115000円)
活動日数(2−10日間)によって費用が変わります。
活動期間中の食費や宿泊費が含まれます。
ただし、活動前後の食費や宿泊費、渡航費及び海外傷害保険などは全て自己負担です。 - ジャパンハート会費(年会費18000円ー20000円)
- 国際航空券、空港使用料、ビザ代、海外旅行傷害保険、予防接種(任意)などの実費10万~15万円程度
- 短期間で発展途上国の医療を体験してみたい
- 国際看護師を目指す前に、海外で働いてみたい
- いつか海外青年協力隊に参加したいと思っている
- 短い期間しか休みが取れない
国際看護師 長期研修プログラム
6ヶ月間、国内離島での医療やオンライン英語学習をしたのち、
カンボジアなど途上国で6ヶ月から1年の海外活動をするプログラムです。
国内離島研修があるので、途上国での生活や医療提供への不安が軽減されます。
また、国内離島研修中は給料も支給されます。
急に海外に行くのは不安だと言う方や
離島での医療も経験してみたいという方におすすめのプログラムです。
途上国では、実際に患者さんと関われる臨床医療で看護師として活動できます。
現地スタッフとともに働くことができ、良い経験になります。
ただし、参加費が200万円と高額なので、
参加目的や参加後何をしたいのかをよく考えてから参加することをおすすめします。
ジャパンハート長期研修プログラム参加対象者
- 正看護師免許所有
- 臨床経験4年⽬以上
- 英語で必要なコミュニケーションがとれる、もしくはコミュニケーションとれるように努力することができる
- ACLSコース資格保持者
- ジャパンハート医療従事者会員
ジャパンハート長期研修プログラム参加費用(合計200万円)
- 前期納入 50万円(主に国内費用)
- 後期納入150万円(主に海外費用)
参加費用内訳 - 国内費用50万円(東京での事前研修宿泊費、研修やオンライン英会話にかかる費用)
- 海外費用150万円(国際航空券・ビザ取得・ 海外傷害旅行保険・現地移動費・宿泊費・食費等)
- ※国内移動、個人的な都合による移動や外食は各自で負担
給与 - 国内離島活動中は、各医療機関から給与が支給されます。
- 限られた医療品で提供できるケアを学びたい
- 離島や途上国で看護師をしてみたい
- 海外の医療現場で使える英語を学びたい
- 現地スタッフとともに働きたい
まとめ
ジャパンハートのプログラムは、
海外協力隊に参加するには不安があるから、その前に体験してみたい方におすすめです。
英語力がなくても参加できる短期ボランティアは、途上国で医療体験ができていいですよね。
短期間の有給休暇をとって参加できるし、
旅行にいく時と同じ費用で参加できるのもいいかもしれません。
カンボジアに行ってみたかったし、現地の医療体験もしてみたいという方にはおすすめです。
長期プログラムも、離島で体験してから途上国で医療に参加できるのは安心です。
ただし、200万円かかると思うと、
そのお金を海外留学やワーホリ費用にして英語習得に使うという方法もあります。
英語を習得したいのか、離島体験や途上国の医療に関わりたいのか、
よく考えてから参加することをおすすめします。