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カナダでは、インカム・タックス・リターンIncome Tax Return(確定申告)の季節です。
2023年は有料2つ(Turbo Tax と H&R Block)と
無料サイト(Wealthsimple)の
オンラインソフトを使って比較してみました。
全てケベック州でも使用可能なものを選びました。
我が家の場合、医療費が高額だったため、リターンも多かったです。
3つのソフトの還付金(リターン)合計金額の違いが、
500−1500$以上もありました。
これくらい違うと、
3箇所頑張って入力してよかったと思いました。
インカム・タックス・リターンオンラインソフトの選び方
私は2019年からオンラインソフトを使っています。
それまでは、アカウンタントにお願いしていました。
書類を送るだけで簡単なのがメリットです。
でも、費用が高いのと、
申請内容を確認後に訂正箇所があったりして、
不審に思ってやめました。
オンラインソフトを選ぶポイントは、
費用と還付金額(リターン金額)です。
税金を納めなければならない時もありました。
その場合は、納める金額が少ないといいですよね。
今までは、2つの無料サイトを見つけて、両方にデータを入力し、
リターン金額が高い方を選んで申請していました。
でも今年から、無料のもが減りました。
無料が使える人の条件が、
低収入、学生、医療費控除が含まれないなど、
厳しくなっていました。
そこで、今年は有料2つ(Turbo Tax と H&R)と
無料サイト(Wealthsimple)にデータを入力し、
ソフト使用料とリターン金額の差額を調べてから決めたいと思います。
実際にファイルを政府に送らない限り、
使用料を支払わずにすむので、こういう比較ができるんです。
有料でも還付金(リターン額)が高ければ、
使用料を支払う価値はあると思いました。
同じ金額を入力しているのに、
リターンが違うというのは腑に落ちません。
どんな仕組みで、金額が違ってくるのかわかりません。
信用できる、政府にも認められているソフトを使用しているので、
ファイルを提出後、間違っていた場合はほとんどありませんでした。
私の場合は、下記が必須項目です。
- 個人事業主(Self-employed)
- 医療費控除
- 個人年金(RRSP)
- 夫婦で申請
*夫婦で申請する場合、医療費控除をどちらが受けるかで、還付金が変わります。
その辺も、入力しながら、選んで行く必要があります。
*低所得者の場合、GST/HST creditを受けることができるので、申請した方がいいですよ。
結果発表 第1位 H&R Block
H&Rは2022年から使い始めました。
2022年は、Wealthsimpleと比較。
H&Rの方が断然リターンが良かったので使いました。
今年から、簡単なものは無料ですが、
他はほぼ有料。
3つを比較してみて、リターン額1000$以上の差がありました。
使用料を払っても、断然お得。
なので、最後にPremierの使用料を支払いました。
34.99$X2人分=$69.98+taxで80.46$でした。
今回は実際にH&Rを使用したので、
10%オフになる友達紹介コードがもらえました。
友達紹介コード:3S68NJ8
もしH&Rを使って申請したいけど、
お得なクーポンコードがないという方は、
私の紹介コードでよければ使用してみてください。
20人分までしか使えないようです。
H&Rで申請すると、自分用の友達紹介コードが自動的に発行されます。
友達や家族を紹介すれば、$10もらえるようです。
私は、支払い前にクーポンコード探しをしましたが、
何も見つからず、通常の金額を支払いました。
紹介コードがあればお得だったのに、残念。
第2位 無料で使えるサイトWealthsimple Tax
Wealthsimple Tax (以前はSimple Tax)は誰でも無料で使えます。
使ってみて気に入ったら寄付することができるみたいです。
このソフトは、今まで使用したソフトの中でも
一番操作がシンプルで、
入力がとても簡単です。
わかりやすいので、タックス初心者さんにもお勧め。
2020年と2021年にTurbotaxと比較した時には、
リターン金額が悪く、Wealthsimpleで申請しませんでした。
でも、今年は、Turbotaxよりリターンが良くて驚きました。
H&Rにデータを入力するまでは、
Wealthsimpleで申請しようと思っていたくらいです。
精巧度が上がったのかもしれません。
第3位 意外にもTurbotax
2022年から有料になってしまったので、
去年は比較しませんでした。
2020年と2021年では、Wealthsimpleよりも、
リターンが良かったので、2回使用しました。
Turbotaxは、入力が複雑で、
質問がわかりにくいので、使いにくいです。
でも、よく知られた会社だし、
いつも使っているQuickbookも同じ会社なので、信用ができます。
なので、今回Wealthsimple と比較して、
500$くらいリターンが少なく出たので驚きました。
まとめ
今年もH&Rが勝ちました!
実はH&R入力後、ビジネスエクスペンスの日付が
間違っていたことに気が付きませんでした。
ファイルを見直している時に、
エラーがあると指摘してくれるポイントがあります。
そこで、気がついて、見直していると、
日付が去年になっていました。
そこを直したら、リターン額が一気に上がりました。
それまでは、3つのソフトの中で、リターンが最悪で、
今年はがっかりな結果だなと思っていました。
何度も見直しても、間違いがあるので、
最後まで諦めず、何度も読み直して入力しましょう。
残念なことに、去年は自営業の収入が少なく、
医療費は高額でした。
でも、そのおかげでリターン額が多くなりました。
歯科代は高額ですが、戻ってくると思うと少し気分が楽になりました。
もうすぐ歯科も健康保険に含まれるかもしれないというニュースを読みました。
早く含まれる日が来ますように。
医療費といえば、メガネのフレーム代も医療費控除に含まれていました。
メガネを新調した人は、申請をお忘れなく。
私は、薬代、歯科代、メガネ、検査代を申請しました。
インカム・タックス・リターンが終わるとホッとします。
これで、日本一時帰国が楽しめそうです。
後日談
H&Rのソフトで出された金額と同様の額が払い戻しされました。
間違っていなかったようです。よかった。