随分前の話ですが、
国際看護師のための看護コースを
受講した時のことを書きたいと思います。
国際看護師のための看護コースは6ヶ月
このクラスは、OIIQ(ケベック州看護協会)への申請が終わり、
日本の正看護師の資格が認められた後に、受けることのできるコースです。
1クラス30人弱で、各国の正看護師が参加していました。
最初の3ヶ月は講義と筆記試験、
後半3ヶ月弱が実習と試験でした。
国際看護師の看護コースは英語の学校と仏語の学校があり
私は英語の学校に通いました。
通っていた学校が遠くて
バスとメトロで往復4時間弱かかりました。
でも毎回学校で講義があるわけではなく
多くは病院の講堂で授業がありました。
病院は市内にあるので通うのに楽でした。
実習は病院にもよりますが
日勤が7時から3時。
朝早いのが大変でしたが
早く終わるのはよかったです。
帰宅してから試験勉強や予習などの時間にあてました。
ケベック州では、今のところ専門卒の正看護師もRNとして認められています。
これは今後他州同様に大卒でないとRNになれなくなるかもしれないと言われています。
ケベック州で専門卒の正看護師として登録したい場合
なるべく早めに挑戦することをおすすめします。
クラスが始まる前に準備したもの
クラスは真冬の1月から始まり、6月末か7月頃に卒業式がありました。
クラスがはじまる4ヶ月前くらいから、
ワクチン接種や健康診断を受けました。
これらの証明書を、コースを受講する時に提出しなければいけませんでした。
私は、母子手帳やワクチン手帳のようなものを持っていなかったので、
CLSCに行き、抗体検査をした後に、必要なワクチンを接種しました。
結局ほぼ全部接種しなおした感じです。
それから、12月に教科書などを購入しました。
指定された分厚い教科書は全部で500$以上しました。
とても重かったので、大きなバックパックを背負って持ち帰りました。
ワクチンを打っていない人や永住権を持っていない人は、
このコースを受講できません。
永住権申請中で、受講した人もいましたが、
実習までに永住権が取れませんでした。
そのため、実習開始数日後に一時休学の宣告を受け、
次回開催される実習まで休学し、半年後に再度実習に参加していました。
なので、焦らず、まずは永住権をとることに集中した方がいいと思います。