フランス語の本、Le poids des secrets (秘密の重み – 五部作)
5部作の中の第2部Hamaguriを読みました。
第1部にも登場するYukioのお話です。
戦前戦後の話が好きなのか
いつもより早く読んでしまいました。
第1部はYukikoの話だったので
同時期のYukioの話は興味深かったです。
でも何が起こるか大体わかっているので
そこは残念だったかな。
誰にも打ち明けずに秘密を抱えて一生を送るというのは
大変な事ですよね。
Yukikoが10代の頃に犯してしまった罪を
死ぬまで秘密にした事。
Yukioの母も
Yukioに実父や異母兄弟の秘密を
死ぬまで明かさなかった事。
誰にでも秘密はあると思うけど
言わなければみんなが幸せでいられるなら
その方がいいのだろうなと思いました。
Tsubaki のあらすじ
Yukioが4歳の頃から定年退職した頃までのお話。実父や異母兄弟と知らずに楽しく遊んだ幼少期や戦時中の話、長崎の原爆を経験した後Yukioが過ごした日々が描かれている。初恋のYukikoの事や幼少期に一緒に遊んだ女の子のことを思い出し84歳になる病床の母に話して聞かせるうちに…。
Le poids des secrets (秘密の重み – 五部作) Aki Shimazaki 著
1999年 Tsubaki (椿)
2000年 Hamaguri (蛤)
2001年 Tsubame (燕)
2003年 Wasurenagusa (忘れな草)
2004年 Hotaru (蛍)
シリーズ Le poids des secrets (秘密の重み – 五部作)
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