2回目の学生ビザ延長申請した時、
発行できないというレターが届きました。
2007年の話ですが、どんな方法で発行してもらうことができたのか、
書いてみようと思います。
*当時はバッファローでも学生ビザを発行してくれていました。
ワーホリ後は観光ビザで6ヶ月、学生ビザを2回申請
2005年のワーホリ中に、
もう少し観光したいという理由を記入し、
2006年に観光ビザを申請しました。
この頃はまだ学生ビザを取得するか決めていませんでした。
色々調べたりしないといけないから、とりあえず観光ビザにしました。
今思うと、観光ビザを取得せず、
最初から学生ビザを取得しておいた方がよかったんだと思います。
観光ビザから延長申請をすると、滞在を伸ばしたいだけと思われ、
ビザがもらえないことがあると聞いていました。
2006年秋、1回目の学生ビザ(フランス語の語学学校)を申請し、
無事1年2ヶ月分の学生ビザが発行されました。
2007年11月頃、2回目の学生ビザ(英語の語学学校)を申請しました。
その後、ビザは発行できないという内容のレターが届きました。
期限以内にカナダを出国するか、
国外にあるカナダ領事館に出向き、再申請するよう書かれていたと思います。
何かの手違いだろうと思っていたので、
必要書類を提出すれば大丈夫と、なぜか信じていました。
アメリカとの国境で入国手続き
1泊旅行気分で、アムトラックでバッファローを目指しました。
アメリカとの国境で、入国手続き。
アメリカ審査官に、なぜアメリカに行くのかと聞かれ、
素直に理由を伝え、レターを見せると、
ついてくるよう指示され、別室に行きました。
そこで、アメリカ審査官に、
このレターによると、
君はビザがもらえない確率が高いと思う。
そうなるとカナダにはもう戻れないけど、いいの?
戻りたいなら、今なら引き返せるよ。
えーーーーー!
でも大丈夫だと思います。
えーーーっと思いましたが、もうホテルを予約してしまったし、
なぜかカナダに戻ってこられると信じていたので、大丈夫と答えました。
もし戻ってこられなかったら、
誰かにアパートの荷物の整理とか頼まないといけないけど、
友達や知り合いはいるのか?
そうなったら友達に頼みます
こんなやり取りの後、アメリカ入国を許可されました。
確か当時買ったアムトラックのチケットは
3日間か7日間有効のものだったと思います。
なんかお得なチケットでした。
今はないみたいで、見つけられませんでした。
それにしても、すごく楽天的、怖いもの知らずというか無知というか。
なんで大丈夫と思っていたのか、今思うと怖いです。
バッファローのカナダ領事館に学生ビザ発行してもらえず
バッファローの空港近くのホテルを取っていたようで、
翌日はタクシーで、バッファローにあるカナダ領事館に向かいました。
*現在バッファローでは学生ビザの発行はしていないようです。
受付で、持ってきた書類(すでに一度提出した書類)を提出しました。
多分追加書類はこの時提出しませんでした。
何かの手違いで学生ビザが発行されなかったと思っていたからです。
その後、再度呼ばれて窓口に行くと、
一度提出してビザが発行されなかった申請書類だけでは、
ビザは発行できないと言われました。
同じ書類では再考の価値なしということかな。
すごくびっくりして、パニックになりながら、もらえないと困ると伝えました。
ケベックの看護学校に行くためには、英語と仏語が必要なんですと説明したけど、
うまく伝えられず、通訳者を連れてまた明日きてくださいと言われました。
通訳者を紹介してくれる企業のリストを渡され、
そこに電話して、日本人通訳者を探すようにと言われました。
パニックになりながら、その企業に電話し、通訳者を紹介してもらいました。
その方と電話で話し、状況を説明しました。
そして、翌日通訳にきてくれる事になりました。
通訳者さんと学生ビザ発行に向けて打ち合わせ
前日に電話で色々説明しておいたので、
お会いしてから、どんな流れになるのか、
通訳者さんが対応した過去のケースについてなど教えてくださいました。
ビザを発行してもらえるように、持っている書類で
追加書類になりそうなものは全部出してくださいと助言してもらいました。
通訳者さん同席の面接では、なぜ学生ビザは必要なのか、色々質問されると思うから、
しっかり説明できるようにしておきましょうと言われました。
なので、看護学校に通うこと、移民申請中であることなどを伝えました。
そしたら、移民申請のことは言わない方がいいと教えてくれました。
滞在を伸ばすための学生ビザだと思われたら、
ビザが発行されないかもしれないからという理由でした。
私は通訳するだけなので、
あなたが話したことをきちんと伝えるようにします。
だから言いたいことはなんでも言ってください。
できる限りのことはしてみましょう
と励ましてくれました。
面接中、何か言い忘れてそうなことがあったら、
通訳中に追加するようにしますから、
なるべく長めに返答してください。
短い返答で、長い通訳だと怪しいと思われるから。
パニックになったら、言い忘れたりしそうなので心強かったです。
追加書類で持ってきたものを色々出してみました。
行きたいと思っている看護学校のチラシなんかも出しました。
なんと学生ビザが発行された
いつ面接になるかと通訳者さんと待合室で待っていると名前が呼ばれました。
窓口に行ってみると、学生ビザが発行されていて、必要なかった書類が返却されました。
その中で返却されなかったものが、
勤めていた病院の院長に書いてもらったリファレンスレターでした。
結局通訳者さんの出番はなく、面接などはなかったのですが、
彼女のアドバイスに従い、持ってきたものは色々出してみたのがよかったみたいです。
ここでも、看護師の資格に助けられました。
移民申請中でなければ、このリファレンスレターも保持していませんでした。
タイミングってあるのかもしれません。
無事に学生ビザを持ってカナダに戻ることができました。
この通訳者さんの費用は200−300ドルくらいで高かったのを覚えています。
結局通訳してもらうことはなかったのですが…。
でも、この方のおかげで、心の準備ができたし、
世間話などをしてリラックスできました。
確か、大学の教授をしている方だったと思います。
母くらいの年の方だったので、何か安心感がありました。
お仕事とはいえ、とても感謝しています。
一緒に戦ってくれた同志のような感じで、
ビザ発行を喜んでくれました。
まとめ
学生ビザを発行してもらうのは思った以上に大変でした。
でも、通訳者さんのアドバイスと、
看護師という資格のおかげで、ビザももらえたと思います。
移民申請で準備したリファレンスレターが大活躍。
ドキドキ、パニック、もうカナダに帰れないのか?
と焦ったあの時を思い出すと今でもドキドキします。
色々な申請をしてきましたが、壁にぶち当たる時もありました。
でも、道が開けていく感じ、誰かに助けられている感じがよくあります。
この時もそんな感じでした。
流されるままに進んできましたが、
進むべき道、タイミングだったんだと思います。
不安だけどやってみたいと思ったら、
挑戦してみるといいかも。
進むべき道だったら、困難があっても、進めると思います。