Questradeのアカウント開設待ちなので
ETFsの何に投資しようか下調べすることにしました。
S&P500が有名どころなので
とりあえずそこに投資しようと思っていました。
でも調べてみると色々な種類があるみたい。
自分と対話しながら
どれがベストか決めていきました。
1つだけに投資するか複数ののETFsに投資するか?
1つに投資してしまうか
分散していくつかのETFsに投資するか悩んでいます。
調べてみた結果5−10個のETFsに投資すると
リスクを分散できていいという記事を読みました。
でもETFsの種類によっては既に分散されているものもあるみたい。
リスクを分散するには2つの方法があるようです。
1、いくつかのETFsに投資すること。
この時、同じ銘柄に投資しないことが大切です。
例えばS&P500(VOO)に投資し
他のETFはS&P500が含まれないものや
アメリカ以外の先進国や新興国の銘柄に投資すること。
2、S&P500が含まれていて
先進国や新興国の銘柄も含まれているETFsを選ぶこと。
これでリスクを分散できます。
どちらにするかは個人の自由かなと思います。
専門家や投資上級者は
S&P500+アメリカ以外の世界株に投資する人が多いと聞きました。
私はどちらかというと
S&P500と世界株が含まれているETFがいいかなと思っています。
自分で選ぶより専門家が選んだ銘柄が含まれていて
少し安心だし簡単かなと思うから。
英語と日本語で色々調べてみた結果
気になるETFsがいくつか出てきました。
どれにするか決めるために詳細を調べました。
気になるETFは?
よくお勧めされているのは
VT、VTI、VOO、QQQなどでした。
これらの名称はアメリカで使われています。
カナダでは別名だったり似たようなものだったり
色々なので詳しく調べました。
Symbol(US) | Symbol(CA) | ETF Name | 銘柄数 | 米国・世界 | MER (US) | MER (CA) |
VOO | VFV | Vanguard S&P 500 | 500 | 米国 | 0.03 | 0.09 |
QQQ | QQC | NASDAQ 100 | 100 | 米国 | 0.20 | 0.20 |
VTI | VUN | Vanguard Total Stock Market | 3,600 | 米国 | 0.03 | 0.17 |
VT | VEQT | Vanguard Total World Stock | 9,900 | 世界 | 0.07 | 0.24 |
XEQT | iShares All-Equity | 8,900 | 世界 | 0.07 | 0.20 | |
VXUS | VDU +VEE | Vanguard Total International Stock | 8,600 | 世界 (米除く) | 0.08 | 0.22 +0.25 |
私の中で投資しようと決めていたのがS&P500。
ではナスダック100と何が違うのかわからなかったので調べました。
S&P500
- ETF名称はVanguard S&P 500 /バンガード・S&P 500 ETF
- アメリカではVOO、カナダではVFVと呼ばれている
- 米国の主要企業500銘柄に投資
- 上位10銘柄の30%以上に投資
- アメリカ経済に左右される
- 長期目線で投資
- 大きく値下がりする可能性あり
- 米国企業の上位銘柄:Apple、Microsoft、NVIDIA、Amazon、Meta、Google、Berkshire Hathaway
Nasdaq100
- ETF名称はNasdaq100・ナスダック100
- アメリカではQQQ、カナダではQQCと呼ばれている
- 米国の主要企業100銘柄に投資
- 上位10銘柄の約50%に投資
- 株価が変動しやすいのでハイリスクハイリターン
- 米国企業の上位銘柄:Apple、Microsoft、NVIDIA、Broadcom、Amazon、Meta、Tesla、Costco、Google
S&P500とNasdaq100の上位銘柄はほぼ同じなので
投資するならどちらか一つで良さそう。
Nasdaq100はS&P500よりもリターンが多い分リスクが高い。
この二つで選ぶならS&P500かなと思いました。
VT(US)=VEQT・XEQT(CAD)
- ETF名称はVanguard Total World Stock・バンガード・トータル・ワールド・ストック
- アメリカではVT、カナダではVEQT・XEQTが同等のもの
- 全世界約9,800銘柄に投資、
- アジアやヨーロッパなど40カ国以上に投資
- 世界中に投資することで、リスクが分散できる
- 今後のアメリカ以外の国が成長した場合もカバーできる
- 投資先企業の上位銘柄:Apple、Microsoft、NVIDIA、Amazon、Meta、Google、Eli Lilly
- VTの主な投資国:アメリカ62%、日本6%、カナダ3%、イギリス3%、中国3%他
- VEQTの主な投資国:アメリカ45%、カナダ30%、日本4%、イギリス3%、中国2%他
- XEQTの主な投資国:アメリカ45%、カナダ24%、日本6%、イギリス3%、フランス2%、中国1%他
アメリカのVTはアメリカ株だけでなく世界株もカバーしていて
素人にはおすすめのETFだと言われています。
カナダではVEQTかXEQTになります。
違いはVTよりカナダの企業に多く投資しているところ。
またVEQTかXEQTの違いは
カナダの企業に投資している割合や
投資歴が長いか短い(VEQT>XEQT)か
MER・管理費(VEQT:0.24%<XEQT:0.20%)などがあります。
どちらもそれほど違いがないのでどちらでもよさそう。
私は旦那の分も投資管理しているので
私用に日本に多めに投資しているXEQT
旦那用にカナダに多めに投資しているVEQTにしようと思います。
VTI
- ETF名称はVanguard Total Stock Market
- アメリカではVTI、カナダではVUNが同等のもの
- 投資対象は米国のみ
- 米国株式市場の大型株から小型株まで約3,600銘柄
- 急成長する企業もカバーできるのでリスク分散につながる
- 投資先企業の上位銘柄:Apple、Microsoft、NVIDIA、Amazon、Meta、Google、Berkshire Hathaway、Eli Lilly、Broadcom
海外投資家が好んで投資するのは、
VTIとVXUSを組み合わせるというものです。
カナダではVUNとVDU+VEEを組み合わせることになります。
自分で組み合わせるので
米株と世界株の配分を自分で決められることが利点です。
VXUS
- ETF名称はVanguard Total International Stock
- アメリカではVXUS、カナダではVDU+VEEが同等のもの
- 米国以外の海外株式8600銘柄
- 主な投資国:日本16%、イギリス10%、カナダ7%、中国6%、インド6%、フランス6%他
- 投資先企業の上位銘柄:Taiwan Semiconductor、Novo Nordisk、ASML Holding、Samsung 、Toyota
VDU
- 米国以外の世界株式3900銘柄
- 主な投資国:日本21%、イギリス13%、カナダ10%、フランス8%、スイス8%他
- 投資先企業の上位銘柄:Novo Nordisk、ASML Holding、Nestle、Samsung、AstraZeneca
VEE
- 米国以外の世界株式5900銘柄
- VEEの主な投資国:インド24%、中国21%、台湾21%、ブラジル5%、アラブ4%他
- 投資先企業の上位銘柄:Taiwan Semiconductor、Tencent、Alibaba、Reliance 、
カナダでVXUSと同等の投資をしたい場合は
VDUとVEEを組み合わせる必要があるようです。
カナダでVTと同等にしたい場合
VUN(米株)を60%にし、
VDU+VEE(米を除く世界株)を40%にするといいかもしれません。
カナダではVEQT・XEQT共に米株は45%なので。
今後米株が下がってきたら
世界株の比率を上げていったらいいのかも。
投資に慣れてきたら自分で決められるのは利点ですね。
MER・運営費について
100万円運用した場合、
MERが0.09%だと年間9$、MERが0.24%だと年間24$となります。
1000万円運用した場合、
MERが0.09%だと年間90$、MERが0.24%だと年間240$となります。
MERだけを考えると費用が低い方がいいけど
それだけで決めることはできません。
アメリカだとMER低いのにカナダだと高いのが残念なところです。
ETFsを選ぶポイント
たくさんあるETFsの中から選ぶポイントは
- 米国の企業に投資するか
- 世界株に投資するか
米国のみにする場合
銘柄数が少ないほどハイリスク・ハイリターン
米国株は近年リターンが多いのですが
今後ずっと続くとは限らないところが注意点。
米株も世界株も含まれていて
リターンも多いところがいい。
そうなるとVT(VEQTかXEQT)なら世界株も米株も含まれていて
安心して投資できそう。
VTが人気の投資先なのもわかりますね。
分散投資にすればするほど
リターンは下がりますがリスクも下がります。
まとめ
色々調べてみた結果
投資先を決めました。
私はカナダで投資するので
VEQT(夫)とXEQT(私)に投資しようと思います。
アメリカでいうVTです。
選んだ理由はS&P500を含む米株と世界株をカバーしていて
分散投資ができること。
それから長期投資に向いていること。
S&P500も気になっていたので
もしかしたら少額投資してみるかもしれません。
前に調べたら
定年まで手をつけないRRSPならVOO、
使う可能性があるTFSAならVFVと言われていました。
でもカナダで家を購入時にRRSPも使用すると思うので
そうなったらVFVの方がいいのかもしれません。
この辺のことも考えながら投資していこうと思います。
次回は実際に投資してみて
手順を紹介します。