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仏語読書 フランス語の小説Semiを読みました。Une clochette sans battant 第2部

フランス語の本、Une clochette sans battant (五部作)
5部作の中の第2部Semiを読みました。


このシリーズは島崎さんの最新作
Une clochette sans battantの第2作目の小説です。

フランス語の本を読む習慣が
やっとついてきました。
毎日30分くらいかけてゆっくり読んでいます。

わからない単語は辞書で調べたりもしますが
先が気になる時は調べずに読み進めています。
毎回2回読むようにしているので
2回目の時に辞書を使うことが多いです。


今回は第1部の主人公Anzuの父Tetsuoの話でした。
アルツハイマーの妻Fujikoと老人ホームで暮らしています。

妻はもう子供のことは覚えていなくて
ある朝夫のこともわからなくなってしまいます。
でも婚約者として引き続き一緒に暮らしていきます。

パートナーが認知症になった時
婚約者としてもう一度やり直すのか
忘れられたことを許せず一緒に暮らせなくなるのか
考えただけでも苦しいですね。

そして実の子供と思っていたら
実は浮気相手の子供だったとわかったら
子供に打ち明けますか?

人それぞれ考え方が違うので
どうすることが正しいとかわからないけど
考えさせられるお話でした。

Sémi のあらすじ

老人ホームで暮らす夫婦の話。妻Fujikoはアルツハイマーで子供たちのことは覚えていない。ある朝夫Tetsuoのこともわからなくなる。施設職員が婚約者だと説明すると受け入れた妻に対し、婚約者として接しなければいけなくなった複雑な気持ちの夫。そんな妻から一夜の過ちで授かった子供を実子として育てていたことを知る。

Une clochette sans battant (五部作)   Aki Shimazaki 著

2019年 Suzuran (鈴蘭)
2021年 Sémi
2022年 No-no-yuri 
2023年 Niré


オーディオブックもありました。

この記事を書いた人
ハイジ

カナダでワーホリ・留学経験
スキルドワーカーで永住権取得
ケベック州看護師資格取得
現在カナダで家を買うために節約と投資中
一時帰国や海外生活便利な情報提供
ワクワクを探して、挑戦を繰り返している元ナースの体験談と情報提供ブログ

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