フランス語の本、Le poids des secrets (秘密の重み – 五部作)
5部作の中の第4部Wasurenagusaを読みました。
第1、2部にも登場するYukioの義父お話です。
島崎さんが最初の頃に出版された本のせいか
時系列がわかりやすい。
主人公の子供の頃から高齢になるまでが描かれていて
重なる話も多かった。
この後出版されたシリーズでは時系列が複雑になっていたり
主人公と直接関わりのない人が主人公になったりと
よく考えないとわからない仕組みになっていました。
でも今回の『秘密の重み』は
わかりやすいのでフランス語中級者でも
読みやすいと思います。
今までの本は3−6週間かけて読んでいましたが
今回のシリーズは1−2週間で2回読み終わりました。
そして最近島崎さんの本が人気なようで
図書館には残り2冊しかありませんでした。
2年前は20冊くらい残っていたのに。
このシリーズの3部が借りられていたので
4部を読まなければなりませんでした。
なので次回は図書館で予約しておこうかなと思っています。
主人公Kenjiは幼少期から親の言いつけには従っていた。そして親の勧めで結婚するが、妻が妊娠できないことで離婚。後日不妊の原因は自分にあると知る。母親の言いつけに従う人生をやめ、再婚を考えはじめる。そんな時に教会でシングルマザーと出会う。
Le poids des secrets (秘密の重み – 五部作) Aki Shimazaki 著
1999年 Tsubaki (椿)
2000年 Hamaguri (蛤)
2001年 Tsubame (燕)
2003年 Wasurenagusa (忘れな草)
2004年 Hotaru (蛍)
シリーズ Le poids des secrets (秘密の重み – 五部作)
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